
まるで個人事業主のように
自らの提案で仕事の幅がどんどん広がっていくのが楽しい
廣島 麻衣
百貨店事業部 企画営業課 課長代理
入社11年目
自己紹介をお願いします
もともとファッションに関わる仕事がしたかったので、服飾学校を卒業後、アパレルメーカーで企画営業をしていました。そのときの仕事関係の方から、営業職の人材を探していた当社を紹介していただき、ファッションの一部であるジュエリーを扱う仕事であること、リフォームや修理といった、モノを大切に使うための事業であることに魅力を感じ、入社を決めました。いまは11年目です。
仕事の内容を教えてください
おもにチラシなど紙媒体の制作管理と、ウェブ広告の更新や運用業務、ポスターなど販促ツールの制作のほか、商品企画として、リフォームジュエリーの新作や、シーズンアイテムなどの企画考案、商品開発などを行っています。
商品を企画し、その商品をどう販売するか、どんな訴求物をつくるかを考え、売り場と相談してウェブ広告を更新し、情報を発信するといった一連の業務を手がけています。
成長を感じる瞬間はどんなときですか?
業務の範囲が、最初はチラシの制作くらいまでだったのですが、自分で仕事を探して提案すると、「じゃあやってみたら」と言われてそれが実現する、という形でどんどん広がってきました。いま進めているオリジナル商品の開発も、「こんなデザインの商品があるといいけど、うちにはないよね」というスタッフの声を聞き、それならつくってみようと思ったところから始まっています。そんなふうに仕事の幅が広がっていることが、成長を感じる部分でもあります。
また、以前は何でも完璧にやりたいという思いが強く、わからないことがあっても何とかひとりで解決しようとしがちで、その結果として、うまくいかなくなることが多々ありました。そんな経験をしたことで、自分の苦手なことや、わからないことがある自分自身を受け入れて、まわりに頼れるようになったことは成長かなと思っています。

入社してよかったことは?
さまざまな分野の部署や職種があるので、何かやってみたいというアイデアを出すと、実現する可能性が高いことですね。部署間の垣根も低いので、私も担当外のことはほかの部署に相談することも多いですし、それがしやすい環境だと感じています。いろいろな人に相談することで、自分の中にはなかったアイデアも得られますし、広がりが生まれる感覚があります。私はいま東京オフィスにいますが、浜松の本社にいる、まったく違う部署の人にも気軽に電話することがよくあります。そんなふうにフランクに協力し合える空気がありますね。

仕事の失敗談と乗り越え方は?
先ほどの話とも重なりますが、入社して間もない頃は、新しいことを始めるとき、まわりには相談しにくいと勝手に思っていたところがあり、それで大事な部分で失敗したり、途中まで進んでいた話が結局ボツになったりということが何度もありました。「ほかにやっている人がいないことだから、相談してもしかたない」と思い、ひとりで突っ走ってしまったことは、失敗だったかなと思います。いまは商品開発でも、自分の考えだけで走らず、売り場の人の意見なども十分に聞きながら進めるようにしています。

今後の目標を教えてください
オリジナル商品の開発など、新しいことを少しずつ始めているところです。リフォームジュエリーの商品は、現状では定番的なデザインのものが多いのですが、そのデザインの幅を広げて、より若い年齢層の方々にファッションジュエリーとして選んでいただけるようなデザインのものを、充実させていきたいと思っています。そして百貨店内の店舗を、「同業他社に負けないショップ」ではなく、「ほかのジュエリーショップに負けない」品揃えの店にしたい、というのがいまの一番の目標です。